what if ? 夏野剛コラムより

what if ?
もしもあの時、JALを助けないで破綻させていたらどうなっていたか。そこにいた人達が、LLCを立ち上げて今頃日本はLLC大国になっていたかもしれない。
もしもあの時、どこかの証券会社を救わなくて、倒産するのにまかせていたらどうなっていたか。今頃そこにいた人達とテクノロジーが結びついて、フィンテックの大国になっていたかもしれない。
　確かになあと思いました。JALとかどっかの証券会社とかがつぶれるとなると、失業者がどうのこうとか、社会への影響が・・・とネガティブに考えてしまうが、つぶれるには理由があるわけで、そこにいる人は会社がなくなっても生きている。別に失業保険とかいろんな制度をうまく活用すれば、死ぬわけではない。政府は、とかく会社を救うことに熱心だが、つぶれる会社は自然にまかせて、人は死なないようにちゃんと手当受けられるようにするとか、その子供がちゃんと学校へ行けるとか、失業者が次の産業へ移る教育を受けられるようにすることに心配りするべきだ。
　この人の言うことは、いつも一理あると思う。古い考えに凝り固まった偉い人にとって、耳の痛い指摘があるんだろうな。消されないように。